
ある日、1人のお客がやって来た。
でも、そのお客はコレと言って大した反応もなく、それほどリピートするようでもなかったので、気にもしていなかったが、どうも店の帰りを待ち伏せしているような気が・・・・
今日もビルの影からこちらを覗いているらしい。
私がそれに気づいて、目が合うとそそくさと逃げていく。
全くあいつは何がしたいんだろう?
と、そのような事が数回続いた、ある日、とっ捕まえてやろうかと思い、追いかけてみたが大きなワゴン車に乗って逃げて行った。
車まで用意して何がやりたいんだよ。 が、そこまでして、何を企んでいるのか考え始めるとだんだん怖くなってきた。
車で私を拉致るつもり? まさか、奴隷が女王様を拉致するのは逆だろ!
じゃ、何? 何を観察しているのいつも。
だんだん、自分がノイローゼになってくるのをジワジワと感じる。 プレイにも力が入らない。余計にストレスを感じてしまう。 しばらく仕事も休むか・・・と考え始め、店を出た時、いつものストーカー野郎が目の前に立っていた。
とうとう拉致される! ヤバイ逃げなくては! どっちへ逃げる? 家の方角はマズイな。じゃ、どっち? と、瞬間的に様々な逃げるための方角を考えるが結論が出ず、うろたえていると・・・
「女王様、やっとできました! やっと夢のプレイ道具ができたんです! 是非見てください」
う〜〜んコイツは何を言っているのだろうか・・・ そんなことを言って、ホイホイ見に行ったところを拉致るつもりだなコイツ。どうやって逃げようか。と考えてる私の腕を強引に掴んで車まで連れて行かれる。
あ〜〜、とうとう拉致られるのね、私・・・
「見てくださいコレ!」
と、ワゴン車の中を覗くと、なにやら改造して部屋のようになっているのだが、なにかの部屋に似ている。 よく利用する、どこの家庭にもある、あの部屋・・・・
「自分で全部作ったんですよ。イヤ〜〜時間がかかりました」
それは紛れもなく“トイレ”であった。 車の中に立派な様式便器が設置されており、頭を入れることができるようになっている特別な仕様。 立派な黄金ワゴン車なのであった。
「なに、これ」
「これでいつでも、どこでも、移動中でも黄金ができます! 女王様
これで、是非ドライブをいたしましょう」
「あ、ゴメン私、黄金NGなの。 便秘だからね」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 うっそ〜〜ん」
ということで、ストーキングしていたのは、このためだったらしいのだが・・・
残念ながらその車を使用することはないまま、走り去っていったのでした。
※え〜〜とフィクションですよ。想像で書いてますからね。 みなさん、黄金に対応しているかどうかは確認が必要ですよ。